授業力向上を目的とした教員研修会を行いました
2024年08月08日
8月5日(月)、本校教員の授業力向上を目的として、梨子田喬先生(奈良:西大和学園中学校・高等学校教諭)をお招きし、総合的な探究の時間・総合型選抜・学校推薦型選抜・小論文指導「見えない学力を身に付けて学び続ける生徒を育てよう」と題して、研修会を行いました。
梨子田先生のこれまでの指導経験の中から、生徒が自ら学びを深めていくための授業実践例をご指導いただきました。総合的な探究の時間についての研修では、「大船渡を学ばない大船渡学」を事例として、総合的な探究の時間の授業において生徒自らが問いを設定し、思考を重ねるための指導実践・授業展開例を紹介いただきました。
総合型選抜・学校推薦型選抜・小論文指導についての研修では、生徒同士で問題解決のための気づきを得て、考察するための取り組み(アクティブラーニング型)の指導実践例について紹介いただきました。特に、生徒同士で志望理由書・小論文を添削し合う活動の指導実践例においては、これまでの個別添削や一斉指導では対応が難しい生徒それぞれが持つ課題を解決するための気づきが生まれ、学習効果が高いことを学びました。また、生徒同士の活動から「見えない学力の形成」も進むことが期待できることもわかりました。
今回の研修会での学びから、社会における学びに通じる「見えない学力」を身に付けるための授業実践につなげていけるよう、本校では今後も授業力向上を図っていきたいと思います。