東北学院榴ケ岡高等学校

学校改革の実行進捗ご報告

英語科研修

2017年度より、英語科教員を対象に外部専門家を招聘し、その指導のもと下記の研修を行っています。

①最新の英語教育メソッドの習得

外部専門家の指導のもと、音声を中心とした「4技能」の向上を図る教授法や、第二言語習得における「フォーカスオンフォーム」「CLIL(内容言語統合学習)」などの最新メソッドに「ジグソー法」「構成的グループエンカウンター」などの教育手法を体系的かつ体験的に学んでいます。

②大学入試問題の徹底研究

外部専門家の指導のもと、私大、国公立大の入試問題について、徹底した出題傾向・内容分析を踏まえ、どのような教え方とそこに至るまでの実力のつけ方が最適かを研究しています。

③「新テスト」対策に向けた指導法の研究

①の教授法や最新メソッドを組み合わせ、模擬授業や研究授業などを行い教員のスキル向上を図っています。また、ラーンズ社(ベネッセグループ)のモデル校指定を受け、同社アクティブラーニング用教材「Think & Quest」を実際の授業で使用し、その成果の報告共有を行っています。

コーチング研修

生徒とのコミュニケーションはもちろん、教員間の協働力向上、質の高いアクティブラーニングに必要不可欠なファシリテーションスキルの向上等を目的とし、2017年度より、日本スクールコーチ協会、(株)Wenessの協力のもと、全教員を対象にコーチング研修を行っています。

ピアチュータリング研修

2019年度からの新コース制導入に伴い、2018年度より全教員を対象に、学生同士の効果的な学び合いとその自治組織運営を支援・促進する「ピアチュータリング研修」を行っています。また、2017年度から行っている「コーチング研修」はその下地となっています。

教員対象ピアチュータリング研修

教員対象ピアチュータリング研修

生徒対象ピアチュータリング研修

成城大学が中心となって開催された「成城大学ピアサポーターズフォーラム2018」に高校生としては唯一の参加を致しました。

先駆的にピアサポートを推し進める立命館大学を始め、20大学からピアサポーターが約150名近く参加。それぞれの活動理解や振り返り共有、知見交換、共有課題の改善協議など、5つの分科会に分かれて積極的な交流が図られました。当校の生徒も大学生に交じって意見表明、アイデア出しを行いました。

大学生のピア活動の最前線を知ることが出来て、今後の校内活動の活性化に繋がる良き考察の機会となりました。

全体発表

高校2年生 全体ワーク

高校1年生 グループワーク

学生サポーターたちが一堂に会し、他大学の活動を知り、自らの取り組みを振り返るとともに、グループワークなどを通じて新しいアイデアを獲得。その成果を今後のサポーター活動に活かすことを目的に5つの分科会に分かれて考察を進めました。

各分科会で話し合われた成果は立命館大学、帝京大学、学習院大、明治学院大学など各分科会の代表者が順に発表し全体共有を図りました。

そして、最後に「バリアフリーに関するサポート」の分科会の成果発表にて当校の生徒が成城大学生に交じって自ら志願の上で報告を行いました。

サービスラーニング研修

2019年度からの新コース制導入に伴い、本学では本格的に「サービスラーニング」を実施します。そのため、教員全員を対象に外部専門家を招き定期的に研修を行っています。

「サービスラーニング」は「学習者が直接社会貢献活動に携わり、その過程で教科学習の実際の問題解決に役立て、さらなる意欲喚起と自立的学習を促進する」新しい教育メソッドで、1990年代に米国で急速に発展し、現在では米国はもちろん、日本においても大学を中心に先進的教育メソッドとして広がりつつあります。

本校はこれまでもキリスト教教育の一環として、社会奉仕活動を行ってきました。「サービス(service)=奉仕・貢献を通じて、生涯の宝となる自立的学習の成果と喜びを獲得する」サービスラーニングは、まさに本校の教育理念「3L」と深く結びついています。

サービスラーニングを通じて、生徒一人ひとりを社会にとって有益な人材に、そして高い自己効力感を持って前向きに実社会を生き抜く人材に育成することが、本格的なサービスラーニング導入の目的となります。

サービス・ラーニングを効果的に実践するための学習プロセス

教員対象サービス・ラーニング研修

生徒対象サービス・ラーニング研修

グローバル教育研修

2019年度からの新コース制導入に伴い、本学では大学その他の専門機関と連携し本格的なグローバル教育を実践します。これに先立ち、2018年度から外部専門家を招聘し教員を対象としたグローバル教育に関する研修を実施しています。

文科省「トビタテ留学Japanプロジェクト」で実践された『地球村への10のステップTM』という完全アクティラーニングによる画期的グローバル教育プログラムを教員自らが受講し、その内容の濃さと奥深さを実感しました。

2019年度からこのプログラムの導入し、さらに総合学習の時間を使って「単なる英語教育の延長や『インターナショナル教育』ではない本物のグローバル教育」を実践し、不確実性の高い次世代に社会で活躍できる人材を育成します。

校内予備校

大学進学実績の大幅な向上を目的に、2018年度より外部講師による課外授業を開講(『校内予備校』)しております。講師はいずれも大手予備校で優れた実績を持つ実力者です。なるべく多くの皆さんが受講できるよう、授業料は大手予備校の3分の1程度に抑えることといたしました。本校の生徒にとって最適な授業となるよう、内容・進度・教材等を綿密に設計された授業です。

なお、2019年度の新コース制導入に伴い、特進コースの生徒は大学入試に向けて一気に高度な学力を身に付けるべく全員が「校内予備校」の授業を受講することになります。

校内予備校 授業

生徒向けグローバル教育

文科省「トビタテ留学Japanプロジェクト」で実践された『地球村への10のステップ™』という完全アクティラーニングによる画期的グローバル教育プログラムは単なる「英語教育の延長」でもなく、「国際理解教育(インターナショナル教育)」でもない「本物のグローバル教育」プログラムです。2018年度より本校教員が実際にこのプログラムの認定講師の方から授業を受け、深い示唆と学びを得ることができました。

また、2018年12月14日には本プログラムを生徒向けに試行し、こちらも深い学びを得ることができました。

新コース制導入に伴い、2019年度からこのプログラムの導入し、さらに総合学習の時間を使って「単なる英語教育の延長や『インターナショナル教育』ではない本物のグローバル教育」を実践し、不確実性の高い次世代に社会で活躍できる人材を育成します。

外部調査

学校改革を進めるにあたって、私たちは現状認識、成果と課題把握、中学校や学習塾、地域、企業の教育ニーズを精確に知り、改善の拠り所とするべく大規模な外部調査を2016年度に実施致しました。

在学生の保護者の方々、卒業生、町内会の皆様、中学校の先生方、塾・予備校の講師の方々などからのご意見・ご要望を真摯に受け止め、期待に応え、信頼され、より発展する学校づくりを進めていく判断材料として、皆様の貴重なご意見を承りました。現在進行中の学校改革は、この結果とその分析から得られた数多くの示唆、改善点を慎重かつ積極的に議論しながら着々と前進しております。

学校改革プロジェクト

中教審による「高大接続・大学改革」に関する答申(2014年12月)、2015度年に発表された「TGグランドヴィジョン150」等の教育改革ビジョンを立脚し、「学校改革推進委員会」を発足し、「不確実性の高い未来を生きる生徒たちにいかに優れた人材育成教育を行うか」、「そのために何をすべきかを」等を議論してきました。

その過程で2016年度に上記の「外部評価」を実施し、「仮説」に磨きをかけ、「思考力・判断力・表現力」「使える英語力」「21世紀型スキル」等をいかにして育成し、そのために「教員自身がどのような知識と能力、スキルを身に付けるべきか」、それをどう実現し、現実の教育現場に活かすべきかを徹底的に議論してきました。

そうした長く白熱した議論とその結果としての「教員一人ひとりの意識改革」に立脚し、2019年度から始まる新コース制導入とその教育内容充実に向け、各種研修、研究棟を行っています。

AL推進・ラーンズ社モデル校提携

2019年コース制導入に伴い、本校におけるアクティブラーニングの進化と向上を目的とし、21世紀型教育を推進する㈱ラーンズ社(ベネッセグループ)と全面提携。

全国初の「モデル校」として、ラーンズ社が主催する全国各地で開催中の21世紀型教育・アクティブラーニング等の研修会において、本校の取り組みと研究事例が報告を行い、全国の様々な教育機関とともに研鑽に努めています。