1. 基本方針
本校では、部活動を通して以下のような生徒の育成を目指す。
- ①問題を解決する能力や自学自律、他人を認め協調する心を養う。
- ②友情、連帯感、スポーツマンシップ、思いやり、集団生活のルールを身につける。
- ③技術・競技力を向上させるだけでなく、個性の伸長と生涯教育の一環として楽しみながら活動する面の両立を図る。
2. 本年度設置する部活動
運動部：12団体
- 陸上競技部（男子・女子）
- ソフトテニス部（男子・女子）
- テニス部（男子・女子）
- 硬式野球部
- バドミントン部（男子・女子）
- 卓球部（男子・女子）
- 剣道部（男子・女子）
- 合気道部（男女共通）
- サッカー部
- バレーボール部（男子・女子）
- バスケットボール部（男子・女子）
- 水泳部（男子・女子）
文化部：10団体
- 物理部
- 生物部
- 美術部
- 写真部
- 放送部
- 吹奏楽部
- 音楽部
- 家庭部
- 囲碁将棋かるた部
- ダンス部
3. 適切な運営のための体制整備
- ①各部顧問が年間の活動計画（活動日・休養日及び参加予定大会日程等）並びに毎月20日までに活動計画及び活動実績を作成し、生徒厚生部長に提出する。
- ②部活動顧問の複数配置によるワークシェアリングで負担軽減を図る。
- ③専門的指導者不在部活動への外部指導者の活用を積極的に図る。
- ④生徒及び教員に過重負担と判断される場合、生徒は部活動顧問・教員は管理職との面談を実施する。
4. 安全で効率的・効果的な活動の推進
- ①事故の未然防止のため、定期的に施設・設備の点検を実施する。
- ②体罰等（パワハラ・セクハラ等）の根絶を徹底する。
- ③顧問が不在の場合でも、無理のない安全な練習メニューや休憩時間を提示するなど安全配慮を徹底し、自主的・自発的に活動できる生徒を育成する。
- ④教職員に心肺蘇生法や AED使用の研修を毎年実施する。
- ⑤ケガ等が発生した場合には、迅速かつ適切に保護者や医療機関と対応し、管理職・養護教諭への報告・相談を怠らない。
- ⑥ WBGT（湿球黒球温度）の値が、31℃を超えた場合には、原則運動を伴う活動は中止とする。
5. 適切な休養日等の設定
- ①休養日は、平日1日以上、週休日等1日以上の週2日以上を原則とする。
- ②定期試験1週間前及び定期試験中の部活動は原則禁止とする。ただし、県高体連・高野連・高文連主催、共催、後援の大会等に参加するためにやむを得ず活動が必要な場合には、生徒厚生部長の要請により校長が許可した場合のみ活動及び参加を認める。
- ③一日の活動時間は、平日は2時間程度、休業日は3時間程度とする。ただし、大会・コンクール・練習試合・遠征・合宿等は除く。
- ④平日の休養日の変更はその週の中で補い、週休日の変更はその月を含め、3ヶ月以内に補う。
6. 参加する大会や練習試合等の見直し
- ①顧問・生徒で参加する大会等を精査し、負担軽減を図る。
- ②「シーズン期」と「オフシーズン期」の活動にメリハリをつけ、生徒のモチベーション維持に努める。
7. その他
- ①外部指導員においては、優れた指導力があり、本校及び顧問の部活動方針に基づいた指導ができる人物を校長が委託する。また、外部指導員は、1年ごとに見直し年度初めに委嘱する。
- ②上記以外の事項については、生徒厚生部長の要請により校長が決定する。