東北学院榴ケ岡高等学校

シンポジウム「マヤ・アンデス文明の謎と神秘のベールをはぐ」が終了

2010年10月04日

 10/3(日)に、仙台国際センターで古代アメリカ学会主催の「マヤ・アンデス文明の謎と神秘のベールをはぐ」の公開シンポジウムが開催されました。本校からは、多々良穣教諭(世界史担当)が「中・高生の古代文明の知識と教科書問題」について発表しました。その他の発表者と内容は以下の通りです。

吉田 栄人(東北大学大学院国際文化研究科准教授)
「日本における謎と神秘のマヤ・イメージの形成」
青山 和夫(茨城大学教授)
「マヤ文明と捏造された謎」
坂井 正人(山形大学教授)
「アンデス文明の謎と実像」

 パネルディスカッションでは、会場から集めた質問用紙をもとに、発表者による回答がありました。質問に関連して、テレビで放送されている古代アメリカ文明の内容が、意図的に事実と作りかえられている例があることも説明されました。

 榴ケ岡高校からは、3年生の文Ⅱ系世界史選択者が授業の一環として参加しました。また、他の生徒や保護者の皆様、一般の方々も興味を持って集まり、115名の入場者を数え、盛況のうちに終了しました。

 参加した皆様に、心より感謝申し上げます。

 なお、このシンポジウムに関する記事が、河北新報、読売新聞、日本経済新聞、山形新聞に掲載されたほか、東北放送テレビではニュースで放送されました。